SSブログ

コーヒーメーカー大手ネスレの危機感! [コーヒー]

コーヒーメーカーネスレ日本は大塚グループの自販機でネスカフェ缶コーヒーを販売して

いましたが、大塚製薬は今後アサヒ飲料の「ワンダ」を販売すること

にしたそうです。これにより、ネスレとの契約は解除となります。

yjimage (5).jpg
※ http://www.asahiinryo.co.jp/wonda/sp/より引用

ネスレは主力商品の「ネスカフェ ゴールドブレンド」などで新製法を

採用し、これにより「インスタントコーヒー」から「レギュラーソリュブルコーヒー」

に変更しましたね。

全日本コーヒー公正取引協議会は「インスタントコーヒーではないと消費者に誤認される」

として表記変更を認めなかっただけでなく、広告上もこの名称を利用できないようにするため、

業界の自主ルールである公正競争規約を改めました。

これにネスレが反発し、同協議会を含め、関連団体に所属したままだと新名称は使えなくなることから

脱退を決めたという経緯がありますが、そこまでしてこの名前にこだわった訳は何でしょうか。


ネスレ日本はインスタントコーヒーではシェア67%を誇っています。

しかし、全日本コーヒー協会の統計によると、インスタントコーヒーの

国内消費量は生豆換算で2010年は9.9万トンだったが、13年は9.2万トンに減った。

14年1~5月は3.6万トンと前年同期より5%の減少。14年は9万トン割れとなる見込みだという。

インスタントコーヒー自体の国内消費量が右肩下がりで減っているということですね。



また、缶コーヒーでは主要メーカー中最下位に甘んじています。

缶コーヒー市場もコンビニコーヒーなどで厳しい状況が続いています。


ネスレはこのような厳しい状況の中で、レギュラーという名称を使い、インスタントとは

違う、おいしいコーヒーだということをアピールする必要があったのではないかと思われます。



スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。